「コンサート当日って、何時に家を出て、会場に着いてから何をしていればいいんだろう」と迷うことはありませんか。
10年以上通っている私でも、久しぶりの現場だと段取りをすっかり忘れています。毎回おなじ準備をなぞって、ようやく気持ちが落ち着いてくるくらいです。
この記事では、日帰りで通う現場を前提に、朝の支度から帰宅後のケアまで、コンサート当日の過ごし方を、私の1日の時系列でお話しします。持ち物そのものは前回の記事(推し活の持ち物リスト)にまとめています。
今回は「その荷物をいつ、どのように使うか」をご紹介します。
当日の流れが決まっていると、迷う回数がぐっと減ります。そして朝にやっておいた3つが、夜の自分を静かに助けてくれます。
- コンサート当日、家を出る時間の決め方
- 開場前の2時間の過ごし方(写真・ごはん・トイレ)
- 入場してから開演までにやること(トイレは二段構え)
- 帰宅後のケアと、翌日を潰さないための考え方
コンサート当日、家を出る前にやること

コンサート当日の朝、私は起きてから出かけるまでの流れを普段と変えません。特別なことをすると、かえって落ち着かなくなってしまうからです。
ただし、当日だけは必ずやることが3つあります。
- タオルを冷凍庫に入れる
- 「休足時間」(ライオンの足用の冷却シート)を冷蔵庫に入れる
- 双眼鏡が壊れていないか確認する
それぞれ見ていきましょう。
冷凍庫と冷蔵庫に仕込む
出かける前に、タオルを1枚たたんで冷凍庫へ、「休足時間」を冷蔵庫へ入れておきます。
やることはそれだけで、時間にすれば10秒もかかりません。冷蔵庫の扉をパタンと閉めたら、あとはもう出かける支度に戻ります。
なぜ朝のうちに冷やしておくのかは、この記事の最後でお話しします。私は忘れた日に必ず後悔してきたので、今ではもう身体が勝手に動くようになりました。
双眼鏡の確認と、出発時間の逆算

3つ目は双眼鏡で、私は毎回かならず、のぞいて壊れていないかを確かめてから鞄に入れます。
双眼鏡はコンサート以外でまったく使いません。年に数回しか出番のない道具ですから、「前に使ったときから何か起きているのでは」と毎回そわそわしてしまうのです。ピントが合うかどうかを一度のぞいて確かめるだけで、その不安はきれいに消えます。
そして家を出る時間ですが、私は「開場時間の2時間前に会場に着く」という一点から逆算して決めています。何時に出ようかと当日の朝に考え始めると、たいてい慌てるはめになります。到着時刻を先に決めてしまえば、あとは電車の時間が自動的に決まっていきます。
当日に着ていく服については、以前の服装の記事でくわしく書きました。着るものが決まっていると、朝の迷いがひとつ減ります。
ちなみに、泊まりで出かける日の準備は、別の記事にまとめています。
この記事では、日帰りでコンサートに参戦するお話を続けますね。
開場前の2時間の過ごし方

「開場の2時間も前に着いて、いったい何をしているの?」と思われそうですが、この2時間はあっという間に溶けていきます。
初参戦の友達を何度か連れて行ったことがありますが、みんなが必ず驚くのは、開場前なのにもうこんなにファンが集まっている光景です。ひとりの例外もなく、全員が同じ場面で目を丸くします。
会場の周りには、同じ日をずっと待っていた人たちがすでに集まっています。その空気の中に立つだけで、気持ちがふわりと浮き上がってくるのですよね。
写真を撮って、ごはんを食べる
会場に着いたら、私はまず推しのぬいぐるみやアクスタを取り出して、会場と一緒に写真を撮ります。
ここから始まるという合図のようなもので、この1枚を撮らないとどうにも気持ちが切り替わりません。周りを見れば、おなじように小さな推しを掲げている人がたくさんいて、その光景を眺めているだけで幸せになってしまいます。
写真のあとは、近所のお店でごはんを食べながらウキウキします。日帰りの現場は、食べるものの選択肢が広いのがうれしいです。パン屋さんでパンを買って食べたり、カフェでサンドイッチをつまんだり、その日の気分でふらりと決めています。
そして、忘れずにトイレへ行きます。開場前のこのタイミングが、当日いちばん落ち着いてトイレに行ける時間かもしれません。
グッズは当日より前に買うことが増えました
グッズについては、私は当日より前に買っておくことが多くなりました。
昔は始発の電車に乗って会場へ向かい、長い列に並んでいました。売り切れが怖くて、開場までの体力をそこで使い切っていた時期もあります。
ところが今は、予約や事前販売の仕組みがずいぶん増えました。運営側が用意してくれた選択肢が広がったおかげで、当日に並ばなくても手に入るようになりました。良い意味で、コンサート当日の朝がまるごと軽くなりました。
おかげで、私は開場前の2時間を写真とごはんに使えています。仕組みが変わって楽になった部分は、ありがたく受け取ろうと思っています。
入場してから開演までにやること

入場してからの時間は、やることの順番がとても大事になります。
私は開場の少し前から列に並んで中に入り、そこからは決まった順番で動きます。
- まず自分の席へ行って、大きな荷物を置く
- 貴重品だけを小さなポシェットに移す
- 身軽になってからトイレの列に並ぶ
トイレは二段構えにしています
コンサート当日のトイレを、私は二段構えにしています。会場に入る前に1回、入ってからもう1回という形です。
開演が近づくほど、会場の中のトイレはどんどん混みます。ぎりぎりに並んで、列の中で開演のブザーを聞く場面ほど落ち着かないものはありません。だから外で1回済ませておいて、中でもう一度だけ余裕を持って並びます。
そのとき大切にしているのは、大きな荷物を持ったまま並ばないことです。先に自分の席まで行って荷物を置き、スマホやお財布といった貴重品だけを小さなポシェットに入れてから列に向かいます。荷物を抱えたまま長い列に立つと、それだけで開演前に疲れてしまいます。前後の方にぶつかってしまうのも申し訳ないですから。
初めて来る友達には、事前に必ず「トイレはいつでも行けるわけじゃないから、行けるタイミングで行こうね」と伝えていました。当日いちばん先に伝えておきたいのは、私にとってはいつもトイレの話でした。
席についたらUVパーカーとゴミ袋
席に着いたら、私は時期に関係なく、まず薄手のUVパーカーを着ます。
夏でも冬でも同じです。会場の空調は読めませんし、冷房が強く当たる席もあれば、人の熱で暑くなる席もあります。1枚羽織れるものがあるだけで、どちらに転んでも困りません。貴重品は小さなポシェットにまとめて、身につけたままにしておきます。
そして冬のコートですが、私は大きなゴミ袋に、くるくると丸めて入れてから足元に置いています。理由は、踏んでしまっても心配にならないからです。座席の足元は思っているより狭くて、盛り上がればどうしても足が動きます。袋に入っていれば、多少踏んでも気になりません。
初参戦の友達を連れて行くときは、友達の分の袋も持参して、コートを入れてあげていました。とにかく楽しんでもらいたかったからです。荷物のことを気にしながら座っているのは、もったいないですから。
ここまで済ませてしまえば、あとは開演を待つだけになります。友達と一緒の日は、うるさくない程度の声で、始まるまでひたすらしゃべっています。
公演中から帰宅後まで

コンサートが始まってしまえば、あとはもう楽しむだけです。
次の日のことも、家に帰ってからやることも、私は全部忘れてしまいます。ここまでの準備は、そのためにあったようなものですよね。
公演中と、帰り道
公演中に私が気をつけているのは、泣きすぎないことだけです。
泣きすぎて目がパンパンに腫れてしまった日があって、それ以来ほんの少しだけブレーキをかけるようになりました。とはいえ、こればかりは毎回うまくいくわけでもありません(笑)。
終演後の規制退場は、毎回まったく違います。座った瞬間に自分のブロックが呼ばれて慌てて立ち上がる日もあれば、なかなか呼ばれない日もあります。呼ばれないときは、あせらずゆっくり荷物を整理して、余韻を味わう時間にあてています。
帰り道は、大きなターミナル駅にたどり着くまでひたすら混雑します。人の波にゆっくり押されながら歩く時間は、正直しんどい瞬間もあります。それでも私は「ここにいるのは全員が同志だから」と思うことにして、とにかく我慢しています。
飲み物は持ち込んでいますが、帰り道でもあまり口をつけません。おそらく、トイレの心配がずっと頭に残っているからだと思います。
帰宅後は、お風呂とアイシング
家に着いたら、私はまずお風呂に入って、しっかり汗を流します。
お風呂から上がったあとが、朝の自分の出番です。冷蔵庫から「休足時間」を出して足に貼り、冷凍庫でカチカチになったタオルで、疲れたところを冷やしていきます。ひんやりしたものが肌に触れた瞬間、身体がふうっとゆるむのが分かります。
そこでいつも、水分をほとんど取っていなかったことに気づきます。トイレを気にして飲まずに過ごしているので、家に帰るとまとめて大量に飲むことになります。
冷たいタオルを当てながら、私は毎回おなじことを思います。朝のうちに冷凍庫と冷蔵庫へ入れておいた2つが、こうしてくたくたになって帰ってきた夜の私を、ちゃんと待っていてくれたのだな、と。コンサート当日の朝の私は、その日の夜の自分のために、そっと動いていたのかもしれません。
頭の中は「最高だった!ステキだった!たまらん!」でいっぱいですが、アイシングが終わったら私は寝ます。翌日は仕事に行きますから、無理なスケジュールだけは組まないようにして、体力の回復にあてています。
コンサート当日のスケジュールによくある質問
- コンサート当日は、開場の何時間前に会場へ着くようにしていますか?
-
私は2時間前に着くようにしています。写真を撮って、近くのお店でごはんを食べて、トイレに行くと、その2時間はきれいに埋まってしまうからです。家を出る時間も、この到着時刻から逆算して決めています。先に着く時間を決めてしまうほうが、当日の朝に慌てずにすみます。
- 双眼鏡は必要ですか?
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席によっては表情がまったく見えないので、私は毎回持っていきます。距離のある席だと、動いている人影は見えても、どんな顔をしているかまでは届きません。ただ、双眼鏡は年に数回しか使わない道具でもあります。しまい込んでいる間に壊れていないか不安になるので、出発前に一度のぞいて確認するまでを習慣にしています。
- コンサートの翌日はどう過ごしていますか?
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私は仕事に行きますが、無理なスケジュールは組まないと決めています。当日にたっぷり動いた分、翌日は体力の回復にあてたいからです。帰宅した夜のうちにお風呂とアイシングまで済ませて寝てしまうことが、翌日の自分にできる一番の準備だと感じています。
まとめ

コンサート当日の流れを、もう一度まとめておきます。
- 家を出る時間は「開場の2時間前に到着する」から逆算して決める
- 朝、タオルを冷凍庫に、「休足時間」を冷蔵庫に入れておく
- 開場前の2時間は、写真とごはんとトイレで埋まる
- 入場後は「席へ行く→荷物を置く→貴重品だけ持つ→トイレ」の順
- 帰宅後はお風呂、アイシング、そして水分
こうして並べてみると、コンサート当日の1日は、朝の私が夜の私を助けている1日でした。冷凍庫のタオルも、冷蔵庫の冷却シートも、出かける前の10秒で仕込んだものです。その10秒が、くたくたになって帰ってきた夜にちゃんと効いてきます。
私は当日の流れをひとつずつ決めておくことで、迷う回数を減らしてきました。決めごとが増えるほど、公演中は何も考えずに済みます。だから私は、これからも朝のうちに冷凍庫の扉を開けるところから、当日を始めていくつもりです。

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