チケット代は、当たってから払うものですよね。
それなら先に貯めておく必要はないのでは、と思う方もいるのではないでしょうか。
私もそう考えていた時期があります。けれど実際には、当選が重なった月に一気に出ていって、足りないぶんを残業で埋めることになりました。
せっかくの推し活なのに、そのために働く時間が増えてしまう。だから今は、ゆるく貯めるようにしています。毎月定額ではない、3つの貯め方をまとめました。
- 当たってから払う仕組みでも、積立が必要な理由
- 貯めていないと、残業で埋めることになる話
- 毎月定額じゃない3つの貯め方
- 宿や交通費を先に押さえない理由
チケット代は当たった瞬間にまとめて来る

今のチケットは、申し込んだ時点ではお金が動きません。
当選してから支払うので、落選した公演のぶんを立て替える必要もなくなりました。では安心かというと、そうでもないところがあります。
当選が重なると一度に出ていく
複数の公演に申し込むと、当たる数は自分では選べません。
全部外れる月もあれば、重なる月もあります。当たったぶんだけ、同じタイミングで支払いが来る。ここが、当選後に払う仕組みのいちばん大変なところです。
しかも、嬉しい知らせと一緒に来るんですよね。当選のお知らせを見た瞬間は飛び上がるほど嬉しいのに、支払いの画面を開いたら急に現実が戻ってくる。そんな経験、ありませんか。
支払い期限は意外と短い
当選してから支払うまでの期間は、そんなに長くありません。
期限を過ぎると、せっかく当たった席が無効になってしまいます。つまり、当たってから「どうやって用意しよう」と考えはじめると、かなり慌てることになります。
だからこそ、当たる前に少しでも手元にあると安心できます。積立といっても、きっちりした仕組みを作る必要はありません。
貯めていないと残業で埋めることになる

私が貯めるようになったきっかけは、はっきりしています。手元になかった年に、足りないぶんを働いて埋めることになったからです。
推し活のために推し活の時間が減る
お金を用意していないと、コンサートのために残業することになります。推しに会うためのお金を稼ぐために、推しを追いかける時間と体力が削られていく。考えてみると、おかしな話ですよね。
しかも残業が増えた月ほど、当日の体力が残っていません。40代になってからは、ここがよけいにこたえます。お金の問題のように見えて、実は体力の問題でもありました。
貯めるのは我慢のためではない
積立と聞くと、何かを我慢して貯めるイメージがあるかもしれません。けれど私の場合は逆で、当たったときに迷わず「行く」と言えるようにするために貯めています。
手元にあれば、当選の知らせを素直に喜べます。お金の計算から始めなくてよくなる。それだけで、推し活の気持ちよさがぜんぜん違ってきますよね。
毎月定額じゃない3つの貯め方

私がやっているのは、きっちりした積立ではありません。推し活のお金は月によって波が大きいので、毎月同じ額を決めてもうまくいかないからです。実際にやっているのは、次の3つです。
- ①決めた額を超えた残業代は、推し活用に取り分ける
- ②使わなかった月に、まとめて寄せる
- ③1年の山から逆算しておく
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①超えた分の残業代を取り分ける
自分の中で「ここまでは生活のぶん」という額を決めておいて、それを超えた残業代は推し活用に回すと決めています。多く働いた月だけ、自然に貯まっていく形です。
先に貯める習慣がつくと、おもしろいことが起きます。あとから慌てて残業する必要がなくなるので、結果的に働く時間が減りました。順番を変えただけなんですけどね。
②使わなかった月にまとめて寄せる
推し活のお金は、何もない月はほとんど動きません。
その月は、浮いたぶんをそのまま次に残しておきます。谷の月に貯めて、山の月に使う。これがいちばん無理のないやり方でした。
毎月同じ額にしようとすると、山の月に必ず苦しくなります。予算の決め方そのものについては、推し活の予算はいくらの記事にまとめました。
③1年の山から逆算しておく
ツアーがありそうな時期、ファンクラブの更新月、CDやアルバムが出そうな時期。1年の中でお金が動く場所を先に置いておくと、どのくらい前から寄せておけばいいのかが見えてきます。
年単位で見る考え方は、年会費の元が取れているかを計算したときと同じです。そのときの見方は、ファンクラブの年会費は元が取れるかの記事にも書いています。
宿や交通費はどこまで準備するか

チケット代と一緒に考えておきたいのが、遠征のお金です。ただ、ここは人によって考え方が分かれるところだと思います。
宿は当たってから取ることにした
私は、遠征先のホテルを事前に押さえていません。当たってから急いで動くと決めています。外れた公演のために部屋を取っておくと、キャンセルの手間もお金も生まれてしまうからです。
そのかわり、動けるお金だけは先に用意しておく。宿が取れるかどうかは運もありますが、お金で止まることはなくなります。遠征そのものの準備については、遠征の持ち物リストにまとめました。
チケット代だけで考えない
当たったあとに必要になるのは、チケット代だけではありません。交通費、宿泊費、グッズ、当日の食事まで入れると、チケットと同じくらいかかることもありますよね。
なので私は、貯めるときに「チケット代」とは呼んでいません。推し活のためのお金としてまとめて置いておくほうが、当日になって困らずにすみます。
チケット代の積立によくある質問
- 当たってから払う仕組みなのに、積立は必要ですか?
-
私は必要だと感じています。申し込みの時点ではお金が動かない代わりに、当選が重なると同じタイミングでまとめて支払いが来るからです。支払いの期限もそれほど長くありません。手元にないと、足りないぶんを働いて埋めることになります。当たったときに迷わず行けるようにするための準備だと考えると、気持ちがラクですよ。
- 毎月いくら積み立てればいいですか?
-
毎月同じ額を決める方法は、推し活にはあまり向いていないと思います。何もない月とコンサートがある月で、動くお金がまったく違うからです。私は、使わなかった月に浮いたぶんを寄せておく形にしています。あわせて、1年のうちでお金が動く月を先に書き出しておくと、どのくらい前から準備すればいいのかが見えてきます。
- 遠征のホテルは、先に押さえておくべきでしょうか。
-
私は押さえていません。外れた公演のために部屋を取ると、キャンセルの手間もお金も生まれてしまうからです。当たってから急いで動くと決めておいて、そのかわり動けるお金だけ先に用意しています。ただ、どうしても泊まりたい場所がある方や、宿が取りにくい地域の公演では、先に押さえる判断もあると思います。
まとめ

- 当たってから払う仕組みでも、当選が重なると一度にまとめて出ていく
- 貯めていないと、足りないぶんを残業で埋めることになる
- 3つの貯め方(超えた分の残業代/使わなかった月に寄せる/1年の山から逆算)
- 宿は当たってから。そのかわり動けるお金だけ先に用意しておく
- 貯めるのは我慢のためではなく、迷わず行けるようにするため
チケット代の積立というと、節約の話に聞こえるかもしれません。
けれど私にとっては、当選のお知らせを、まっすぐ喜ぶための準備でした。
お金の計算から始まる当選って、やっぱり少しさびしいですよね。ゆるくでいいので、動けるぶんだけ手元に置いておきませんか。

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