推し活を無駄遣いだと言われて、落ち込んでいませんか。
好きなものにお金を使っているだけなのに、責められたような気持ちになりますよね。
私も新卒のころに母から言われて、大ゲンカをしたひとりです(笑)。
けれど最終的には、母と3つの約束を交わしたことで怒られなくなりました。言われた日のこと、母が本当は何に怒っていたのか、そして3つの約束の中身をまとめています。
- 推し活を無駄遣いと言われた日のこと
- 母が本当に怒っていたこと
- 無駄遣いと言われなくなった3つの約束
- 入りきらなくなったグッズの手放し方
- 今、無駄遣いと言われたら思うこと
推し活を無駄遣いと言われた日

言われたのは、大学を卒業して1〜2年目のころでした。
実家で暮らしながら、新卒で働きはじめたばかりの時期です。
給料はグッズ、お昼はカレー250円
お給料が入ると、ほとんどがグッズに消えていきました。
当時の職場には社食があって、お昼をカレーにすれば250円で済みます。「お昼はカレーで250円、残りは推し活だ〜」と、本気でそんな計算をしていたほどです(笑)。
使えるお金が急に手に入って、全部使っちゃえ、くらいの気持ちだったのかもしれません。家にお金も入れていなかったので、部屋のグッズの山は増えていく一方でした。
「会える人なら貢いでいいの!?」

そんなある日、母に「こんなに会えない人に貢いで、どうするの!?」と言われました。
売り言葉に買い言葉で、私も「じゃあ、会える人なら貢いでいいの!?」と言い返してしまう。
当然ケンカです(笑)。
その後も「このグッズの山どうするのよ」、「お金もどれだけ使ってるのよ」
「結婚するってなったら、このグッズどうするの!」と、ケンカは何度も勃発しました。
みなさんも、家族とこんなやりとりをしたことはありませんか?
母が怒っていたのは推し活ではない

ケンカばかりしていたころは、推し活そのものを否定されていると思っていました。ところが振り返ってみると、母は一度も「推し活をやめなさい」とは言っていません。
怒っていたのは上限がないこと
最終的に母から言われたのは、「グッズを買うのは構わない。でも、どこかにしまえる程度にしなさい」でした。
母が怒っていたのは推し活ではなく、どこまでも増えていく上限のなさだったわけです。
「制限がないから怒ってるんでしょ!」とも言われました。
食事よりもグッズを優先して、しかも山がどんどん高くなっていく。止まる気配がないことが、母にはいちばん心配だったのだと思います。
親の立場になった今なら分かる

自分が親の立場になった今なら、母の気持ちが十分に分かります。子どもが稼いだお金を全部グッズにつぎこんで、お昼は250円のカレーで済ませている。そんな姿を見たら、私もきっとキレると思います(笑)。
家にお金も入れず、目の前でグッズの山が増えていく。心配するのは当然ですよね。言われる側がつらいのと同じくらい、言う側もハラハラしていたのではないでしょうか。
無駄遣いと言われなくなった3つの約束

「わかった」と言うしかなかった私は、母と約束を交わしました。守ったのは次の3つです。
- ①グッズは、ダンボール1箱に入るぶんまで
- ②家にお金を入れる
- ③社食のカードに入金して、レシートを見せる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①しまえる量はダンボール1箱まで
母がイメージしていたのは、引き出しに入るくらい、小さな箱に入るくらいの量だったそうです。
ところが私は、引っ越し用のいちばん大きなダンボールを持ってきて、「この中に入る限りにします!」と宣言しました。
母はちょっと呆れていました(笑)。
それでも、山にならずにしまえるので安心したようです。
そのとき「ダンボールの数を増やすのはなしよ!」と、しつこく念を押されたのも覚えています。しまえる量で線を引くやり方は、推しグッズの収納の記事にも書きました。
②実家にきちんとお金を入れる
2つ目は、家にお金を入れることです。
それまで入れていなかったので、今思えば母が怒るのも無理はありません。
推し活に使うのは、家に入れたあとに残ったお金にする。順番をはっきりさせるための約束でした。みなさんは、推し活のお金をどの順番で考えていますか?
③社食カードの入金はレシートで報告
3つ目は、社食で使うカードに必ず入金することです。
ちゃんと食べている証拠として、入金のレシートを見せるように言われました。レシートを出さなければ、コンサートには行かせてもらえません。これにはもう必死です(笑)。
約束は1年ほど続いて、最後は「あとはいいから、ちゃんと食べなさいよ」のひとことで終わりました。あのときのダンボールは、今も実家に置いてあります。
枠を決めてから変わったこと

枠が決まると、グッズの買い方も手放し方も変わっていきました。ダンボールがいっぱいになったあとの話と、今の考え方をお話ししますね。
入りきらないグッズは譲るか売る
実は、約束をした時点で家にあるものを入れただけで、ダンボールはいっぱいになりました(笑)。
捨てるのは忍びない。そこで、推し活をしている友達に「こんなのあるけど、いる?」と聞いてみました。
お金はいらないと伝えたら「じゃあ好きなもの買ってあげる」と言われて、グッズがちょっと高級なお菓子に化けてしまいます(笑)。
それでも入らなかったもののうち、自分の中でもう満足したと思えたものは、グッズ専門の買取サイトで売りました。手放すものを自分で選ぶ。枠があったからこそ、できたことだと思います。
全部買った時期があるから今がある
あのころは全部買っていたので、無駄遣いだったのかなと思うこともあります。でも、全部買っていた時期があるから、今はセーブできているのかもしれません。とはいえ、自分ではセーブしているつもりはないんですけどね(笑)。
結婚してからはグッズを買う量も落ち着いて、夫に無駄遣いと言われたことはありません。家族にどこまで話すかについては、家族に言えないときの伝え方の記事に書いています。
枠を決めていれば無駄遣いではない
今もし「推し活って浪費じゃない?」と言われたら、自分で枠を決めているなら、それでいいと思います。置き場所に困っていなくて、使う範囲がきちんと決まっている。それなら、胸を張って楽しんでいいのではないでしょうか。私の場合、その枠があの大きなダンボールでした。
自分で稼いだお金を推しに使う意味については、推し活は自分のためになるの記事でもお話ししています。
推し活の無駄遣いによくある質問
- 家族に推し活を無駄遣いと言われました。言い返したほうがいいですか?
-
私は言い返して、何度もケンカになりました(笑)。けれど落ち着いたのは、言い返したときではなく、約束を決めたときです。振り返ると、母は推し活そのものではなく、上限がないことを心配していました。言われたときは、相手が何を心配しているのかを一度聞いてみると、話し合える糸口が見つかるかもしれません。
- 推し活の「枠」は、どうやって決めればいいですか?
-
私の場合は、引っ越し用のいちばん大きなダンボール1箱でした。グッズはこの中に入るぶんまでと決めて、箱の数は増やさない約束です。金額で決めるより、目で見て分かる形のほうが、自分にも家族にも伝わりやすかったと感じています。置き場所やしまえる量など、目に見える線から決めてみてはいかがでしょうか。
- グッズが増えすぎて入りきらないときは、どうしていますか?
-
私は、推し活をしている友達に「いる?」と聞いて譲りました。お金はいらないと伝えたら、ちょっと高級なお菓子に化けて返ってきたこともあります(笑)。それでも入らなかったもので、自分の中で満足したと思えたものは、グッズ専門の買取サイトで売りました。捨てずに手放す方法があると分かると、選ぶのが少しラクになります。
まとめ

- 母が怒っていたのは推し活ではなく、上限がないこと
- 無駄遣いと言われなくなった3つの約束(ダンボール1箱まで/家にお金を入れる/社食カードの入金をレシートで報告)
- 入りきらないグッズは、友達に譲るか買取サイトで手放す
- 自分で枠を決めているなら、無駄遣いと言われても揺らがなくていい
- 親の立場になった今なら、母の心配もよく分かる
無駄遣いと言われると、推し活そのものを否定されたような気持ちになりますよね。
けれど、言われたからといって、推し活ができなくなるわけではありません。
今のやり方が合わないなら、自分にちょうどいい違う楽しみ方を探すのもありだと思います。私にとっての答えは、あの大きなダンボールでした(笑)。

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